初夏には新芽を3から5本くらい出すと思います。画像4は仮茎をカットし箱に収めたところです。真茎が大きく手持ちの不織布ポットに収まらず，土嚢袋にピートモスと共に収めてあります。本州では，春までこのまま室内にて保管していただいて4月中旬ごろ定植してください。画像10は晩秋にお世話いただいた「インドネシア」のバナナです。不織布ポットにピートモスで植え込んであります。こんな感じで春まで保管、栽培して頂ければ良いと思います。画像5，6，7は現在の畑の様子です。露天露地にて無保護栽培しています。愛知県南部，南知多町ではこの様な状態となっています。画像5は昨年秋出蕾した物です。当地では夏季，成長した勢いで秋出蕾，結実する事が多く降霜などでダメになる物が多く残念です。ナンワーバナナについて「ナムワ」「ナンワー」「ナウワ」などNamWaは読み方の違いで全く同じ物です。私はナンワーとしています。「ムサ」何々のムサはバナナの学名総称で人類を「ホモ、サピエンス」と呼ぶ時の「ホモ」に当たります。画像8，9はタイ国のバナナ図鑑「108Thai Banana Cultivars」の168 169ページです。紹介されているこの種類が最も近い様に思われます。この図鑑によりますとドワーフナンワーバナナの記載は無く、矮性（小型）のナンワー系バナナという解釈で良いと思います。ナンワーバナナは味も良く耐寒性もバナナの中ではそこそこ有り本州の条件の良い地域で栽培するには良い品種と思います。この時期での植え替え、バナナ苗のご購入は全くお勧め出来ません。4月ごろになれば知識の豊富なベテラン栽培家の方々からのご出品が増えると思われます。バナナ栽培に興味をお持ちの初歩者の方は春まで入手を控えた方が賢明と思います。当方の出品苗をご落札いただきました場合、移植の障害、低温、カットバックでの障害にてダメになる場合も十分考えられます。6月中旬になっても成長再開、又は新たな吸芽が確認できない場合にはご連絡頂ければ代替え品を無償にてご発送いたします。その際には一般的な中苗程度の大きさとさせていただきます。また、今季はすでに5日の降雪が有り本日も雪が待っています。この様に雪が降り低温の日が長く続くことは当地では稀です。露天で栽培しているバナナが全滅してしまう可能性もあります。その場合にはお約束が果たせませんが、悪しからずご了承ください。オークション終了後「取引メッセージ」より連絡先をご案内いたします。梱包重量が20キロを超えてしまうのでサイズ的には140サイズですが160サイズとなっています。沖縄県など到着までに日数を必要とする地域の方は時期的に低温の心配が有りますのでご遠慮ください。ご不明な点がございましたら質問欄よりお問合せください。（2022年 1月 14日 21時 58分 追加）画像7はトールナンワー(タイベジタブルバナナ)とナンワーアイスクリーム(ナンワーヌワン)です。