1) 作品について ・作者名 宮永岳彦二紀会理事長 ・画題 未完絶筆「薫」 ・画寸 580mm×400mm・ EDナンバー「:HC」※記載あり・サイン宮永の朱印・技法リトグラフ ・制作年1987年 ・付属品差し箱/黄袋付 ・作品解説宮永岳彦のリトグラフ「薫」。この作品は1987年、宮永が亡くなる直前まで制作していた作品で、結果的には未完となった作品です。宮永が亡くなった直後に夫人がリトグラフにして、お世話になった関係者にお渡ししたものであるために、ED(エディションナンバー)はHC(Hors Commerce=オル・コメルス=非売品)のみで、作家のサインがなく印鑑のみが押されているのはその為です。宮永らしい破綻のない、流麗で美しい線には、魂が吸い込まれてしまいそうな気品すら感じます。亡くなられるの間際まで描かれた絶筆作品と思えないほど、気韻に満ちた佳品かと思います。２)作者について 宮永岳彦は鹿鳴館シリーズ等の華麗な女性像で知られる洋画家。大正8(1919)年2月20日、静岡県磐田郡の出身。昭和11(1936)年名古屋市立工芸学校を卒業し、松坂屋に勤務しながら制作を続け、昭和16年に正宗得三郎に師事。昭和17年第29回二科展に初入選。翌昭和18年第6回新文展でも初入選する。戦後は二紀会に参加し、昭和22年第1回展で褒賞を受賞。昭和22年二紀会同人となる。昭和25年日本宣伝美術協会の創立に参加。昭和29年第8回二紀展で同人努力賞を受賞。昭和32年二紀会委員となる。昭和47年二紀会理事に。昭和49年日本ブラジル文化協会の要請により、現在の「上皇陛下」と「上皇后陛下」の肖像を描き、ブラジル政府公認のサンフランシスコ最高勲章グラン・クハース章受章。昭和49年第28回二紀展で菊華賞受賞。昭和53年東郷青児美術館大賞を受賞。昭和53年に日本芸術院賞受賞。昭和61年に二紀会理事長に就任。 1987年4月19日、消化管出血のため東京都港区の東京専売病院で死去。享年68歳。老若男女が知る、ぺんてるクレヨンのパッケージ画の作者が宮永岳彦であることはあまり知られていない。 【出品商品全般について】 ・取り扱い商品は、すべて中古品となります。 神経質なお客様や新品や完品をご希望されるお客様は、ご入札をお控えされる事をお勧めいたします。中古品であることを前提に、ご納得の上でのご入札をお願い申し上げます。 ・本商品は真作を保証いたします。但し、もし所定鑑定人より贋作である証明を受けた場合は、商品代金並びに送料は全てご返却申し上げます。贋作の場合の商品返却のお申し出は、商品をお客様がお受け取りになられてから1ケ月以内とさせていただきます。尚、ご返金にあたり、贋作を証明する証明書の原本をお申し受けさせていただきたいと思いますので、ご理解の程宜しくお願い申し上げます。 ・画像を良くご確認いただきまして、ご納得の上での御入札をお願い申し上げます。 ・商品に対して落札後のご質問やクレームは、ご遠慮頂きますようお願い申し上げます。 ・ご質問は可能な限りオークション終了日の前日迄にお願い致します。直前の場合、お返事が間に合わないことがございますので、ご了承をお願い申し上げます。 ・額、保管箱、黄袋などは商品価値に含めずご入札いただきますようお願い申し上げます。 【お取引について】 ・原則としてノークレーム・ノーリターンでのお取引をお願い申し上げます。 ・早期終了や即決には原則として対応致しませんので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。 ・はなはだ失礼ではございますが、評価が「新規」の方、「非常に悪い・悪い」の多い方など、評価を拝見し、入札の取り消しをさせていただく場合がございます。何卒ご容赦・ご了承をお願い申し上げます。 【落札連絡・お支払・商品受け取り処理に関して】 ・お支払いはYahooかんたん決済のみとなりますので、何卒宜しくお願い致します。 ・落札のご連絡並びに、ご入金は オークション終了の翌日より3日以内にて お願い申し上げます。ご入金やご連絡がない場合は お取引キャンセルとさせていただく場合がございますので、ご容赦とご了承をお願い申し上げます。 ・商品が到着されましたら、到着日を含めて3日以内に商品受け取り手続きをお願い申し上げます。 【商品のご発送について】 ・商品のご発送は、弊方への入金確認後、原則２日以内(入金日を含め)に対応させていただきます。 ・基本的には ヤマト宅急便の元払いにての発送とさせていただきます。 ・同梱の場合 商品にて宅配料金が変わる場合もございますご了承ください。 ・同梱できない商品もございます、ご了承ください。 ・商品サイズ 140 ※送付先確認後に送料をご連絡いたします。サイズ別料金は下記URLを参照ください。 https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/search/estimate/ichiran.html