宮崎椅子製作所による、レッドオーク無垢材を使用した、PePe 本革アームチェア(背座革張りタイプ)です。2005年にグッドデザイン賞を受賞している、村澤一晃デザインのPePeチェアはイタリア語で胡椒という意味。蜜蝋ワックスですべすべに手触り良く仕上げられたアーム、なめらかなラインに溶け込んだフィンガージョイント、脚先は丸い断面でありながらアームの部分では徐々に丸四角になり、背で丸に戻る「サークルとスクエア」の妙味です。卓越した技術とデザイナーのインスピレーションによる隠し味が胡椒の様にピリッと効いた素晴らしい味わいの椅子です。プロポーションに美しさと座り心地が調和した使い込むほどに愛着の湧く名作椅子です。フィンガージョイント木材を継く方法の一種です。フィンガーカッターという刃物で加工し、接着剤をつけ、圧着、丈夫で軽い椅子に仕上げる技法です。村澤一晃1965年東京都生まれ。ICSカレッジオブアーツ卒業。1990年からセルジオ・カラトローニ デザイン建築事務所（ミラノ）勤務。1995年からICSカレッジオブアーツ非常勤講師として活躍。グッドデザイン賞他数々の賞を受賞。日本を代表するトップデザイナーの一人です。宮崎椅子製作所日本でつくることの意味を意識し、こだわりのある家具製作を行っている宮崎椅子製作所。外部デザイナーとのコラボレーションを中心に、オリジナリティの高い製品を提供。7〜8種の樹種を常備し、木そのものの表情でのバリエーション展開を可能にしています。また、天然素材の自然塗料で仕上げる事で、肌に優しく使い込むほどに愛情をもってもらえる家具作りを行っています。アフターフォローも国内生産ならではの迅速な対応が可能で、クオリティの高い、人の技術と機械技術、双方の良さを活かした製造管理を行なっています。レッドオーク red oak辺材は淡い黄褐色、心材は桃色を帯びた優しい色味が特長のレッドオーク。木目が真っすぐで硬く、耐衝撃性に優れていることから、家具や建具、床材など幅広い用途で活用されている材です。その重厚な質感と趣深い味わいが、空間に格調高い雰囲気を生み出します。 ブランド  宮崎椅子製作所 デザイナー  村澤一晃 年代  2016