peerless）（販売終了しました）これらのモデルは今後制作しなくなりますので在庫限りとなります。詳しくはユーヴェ工房のHPをご覧になって頂ければと思います。新しくオーディオと音楽のブログHPを開設しました。ユーヴェ工房のページも作成中です。今後こちらに統合する予定です。Juvenoteのページバッフル、背板、天板、底板を38ミリ厚の強固な2×4材の松系のものを使用。側板は30ミリ厚のラジアータパインの集成材を使っています。内容積を3.5リットルで設計しました。3インチのユニットでここまでやって意味あるのか？と思いながら設計製作しましたが、スピーカー作りに妥協は駄目だと思い知らされました。徹底すればするだけの音が出てくるのがスピーカーですね。150×250×300で外型寸法だと11.5リットルありますが、内容積は3.5リットルしかありません。まさに木の塊スピーカーです。製作中の内部の写真を参考にしてください。内容積を3.2リットルで開口30ミリで長さ11.4センチ、fdは68hz辺りの設計になっています。 音の出方がまさにハイエンドです。スピーカーの存在が一切感じられずに眼前にステージが出現します。40hz以下の音域を多く含むマーラーなどは大型スピーカーに比べると流石に多少軽くなってしまいますが。小型ブックシェルフの利点を最大限発揮出来ていながら下も55hzくらいから力強く再生できていますので、ジャズやポップスなどでのベースやバスドラは８センチとは思えない再生ができています。そして、ホログラフィーのようなボーカルが浮かび上がります。スピーカーから音が出るというより、空間から音楽が流れ出るスピーカーを目指していますが、このスピーカーはそういう高いステレオイメージ再生が出来ています。 ピンポイントに浮かび上がる音像と広大な音場がリアルに再現できます。スピーカーとスピーカーの間に空間を確保してセッティングし三角形の頂点でこのスピーカーで聴いてください。定位感とは別の次元のステレオイメージの世界が体感できます。別出品しているマークオーディオとの違いについては、ダクトの位置以外は同じ構造の箱なので音のたたずまいはよく似ています。しかし、こちらのスピーカーの方が少しガッツのある鳴り方になっています。クラシックメインならマークオーディオの107でジャズポップスならこちらのtangband の方が幾分合っているような気がしています。またバスレフの音を嫌う人はこちらのリアバスレフの方が良いかもしれません。但し、奥行きがあるリアバスレフは壁との距離が近過ぎると音が変わるので使いこなしは少し難しいかもしれません。仕上げはこちらは艶々の仕上げです。マークオーディオの方は艶消し仕上げです。nonDuct-バスレフについて小型ブックシェルフ等で低域をしっかり再生するためには、バスレフ型が最適と思いますが、大きなメリットとともにデメリットもあります。一番大きなデメリットはダクト自体の共振によるスピーカーのSN比の低下があると考えています。ダクトは一定の周波数を共振させて低域を増強させる方法ですがダクト内の空気の流れで増強させるということはダクト自体もその周波数で激しく共振してしまいます。このダクト自体の共振を止めるためにブチルゴムを巻いたりの鳴き止めをしますが、不十分です。そこでダクト自体の共振を止めるためにダクト＝筒（紙や塩ビ等）をつけずに板厚に穴を開けることでその穴をダクトとして動作させようというものです。例えば内径3センチで長さ７センチのダクトをつけたい場合板厚を７センチにしてそこに３センチの穴を開ける方法です。この方式のバスレフを２０年以上前から作ってきましたが非常に良い結果を得られています。もたらされるのはスピーカーの高いSN比です。ステレオイメージを追求するのには最適な方法と考えています。nonDuctバスレフと勝手にネーミングして通常のバスレフ型と区別しています。ハンドメイドであることをご了承の上ご検討宜しくお願いします。内部写真を参考にしてみてください。木の塊というのが良くわかるかと思いますので参考になさってください。吸音材は2種類使っています。対向面に違う種類を使うのが良い結果になると考えています。厚めに３面貼るより薄めに全面貼る方が好みです。