【このヴァイオリンの音色、プロの評価、楽器の状態】【Mario Gadda マリオ ガッダ 1988】　・イタリア・マントヴァで巨匠・マリオガッダ本人が1988年に製作したバイオリンです。　・市場価格500万円前後で取引される本格的なモダンイタリアンの銘器です。　・イタリアの音楽教授の依頼を受けて製作された一台で、マリオガッダが50代の黄金期に製作した貴重なマスターピースです。◆ヴァイオリンの音色：　・前オーナーによって弾き込まれていた作品で良くなる当たり個体です。　・大変豊かな音量、自在な表現力、イタリアンらしい華やかで煌びやかな音色です。　・明るく輝かしい音色、深く魅力的な音色を備えており、倍音も豊かです。　・輪郭のはっきりした朗々とした楽器で奏者の表現力に幅を持たせてくれる個体です。◆プロ奏者の評価：　・数百名規模のコンサートホールで試奏し、特に豊かな音量でとてもよく鳴ります。　・ヴァイオリンらしい華やかで輝かしい音色と明るく澄んだ倍音があります。　・マントヴァ派の特徴である芯のある力強さを備えよく歌える楽器です。　・フォルテから消え入るようなピアニッシモまでしっかりと表現出来る、奏者の表現を助けアシストする、幅を広げてくれる楽器です。　・東京音楽大学出身で読売新人演奏会の出演経験のあるプロの方からも　　プロのメイン楽器として大変心強い性能があるとご評価いただきました。　・透明で深く音の輪郭がある力強い発声を特徴とするこのヴァイオリンは、　　音楽を専門に学んでいる方、ご職業とされている方、ハイアマチュア、　　今後そのような進路を目指されるような方に、ぜひ手にして頂きたい　　大変素晴らしいモダンイタリアンです。◆コンディション：　・楽器は調整済みで、直ぐに演奏いただける状態です。　・駒と魂柱はストラディバリウスやガルネリなど名器の調整修復の　　ご経験を持つ最高の工房で入念にセットアップしております。　・駒は最高級オーベルトDe luxeからシーズニングした古材を使用。◆セッティング：　・弦高は指板端でE線3.5mm、G線5.5mmでセッティングしています。　・弦はイルカノーネ・ソリストで十分な音量と倍音豊かな響きがあります。　・当たり個体の作品で、素の能力が高い、運動神経抜群なヴァイオリンです。◆本作品の特徴　・表板にはハーゼ・フィヒテがよく飛ぶ密度の高いトーン材を使用しています。　・表板は特によく木目の詰まった材が使われております。　・中心部にはより木目の詰まった冬目を外側は適度な夏目になるように　　木材を選んで製作され、典型的なよく鳴る楽器の特徴を備えております。　・裏板はとても美しい一枚板が艶やかなニスをまとっています。　・横板も裏板とマッチした美しいフレームの楓、男性的で力強いガッダ　　らしいスクロールとゴールデンオレンジの美しいニスで仕上げています。　・コンディションも、ワレや剥がれなども一切なく良好な状態です。　・オリジナルの柔らかく艶やかでリッチなニスが十分に残って状態良好です。