DV6600のチューンナップメニューは、「電源回路」「デジタル映像/音声復調回路」「アナログ映像出力回路」「2ch音声出力回路」「5.1ch音声出力回路」の5つのブロックに分けられます。「電源回路」「デジタル映像・音声復調回路」「アナログ映像出力回路」の3ブロックのチューンナップは、すべてのモデルに共通です。DV6500/KAIで評価の高かったデジタル音声の素晴らしさは、磨きが掛けられた上で全モデルに引き継がれています。今回、大きく進歩したのが画質です。映像DACの大幅なグレードアップに合わせて的確なチューンを実施し、細やかな動きに多少のぎくしゃく感が残るものの、遙かに高額なモデルに匹敵するほどきめ細やかで透明感の高い滑らかな映像の再現に成功しました。「デジタル映像出力」も装備され、画質性能は従来機を大きく上回りました。この高画質も全モデル共通です。［KAI-ML］は、DV6400/KAI、DV6500/KAIの後継モデルです。基本の3ブロックに加え「5.1ch音声出力」が強化されています。良好な画質、デジタル音声、5.1chアナログ音声が出力されますので、映画などを中心にホームシアターを楽しまれるお客様に最適です。［KAI-ST］は、主に2ch（ステレオ）で音楽を中心に楽しまれるお客様に合わせて新たにご用意したモデルです。［KAI-ML］から「5.1ch音声出力」のチューンを省いた代わりにDV6500/KAIでは実施しなかった「2ch音声出力回路」にチューンを加え、2ch（ステレオ）音声出力に関しては、同価格帯のユニバーサルプレーヤーはもちろん、CD/SACD専用プレーヤーさえ軽く上回るほどの超高音質を実現しました。DV6600/KAI-STで聴くCDは、他のプレーヤーで聴くSACDに匹敵するほど滑らかで透明感が高く立体的にステージが広がります。このクラスでは避けられない、いわゆるデジタル臭さと呼ばれる「硬さ」「平面的で音が広がらない」「細かい部分が再現されない」などという悪癖は完全に解消し、AIRBOWの高級機同様のリラックスした自然な音で音楽を心ゆくまでお楽しみ頂けます。Specialでは、すべてのブロックがチューンされ、低価格のユニバーサルプレーヤーとしても2chのCD/SACDプレーヤーとしても望外の驚くべきパフォーマンスを発揮します。