1900~20年代 THEODORE B. STARR, NEW_YORK By Veuve C. Vacheron 超美品
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1900~1920年代と思われる アンティークウオッチで、大変貴重なものです。ダイアルに THEODORE B. STARR NEW_YORK とあります。THEODORE B. STARR は New York の Manhattan 204 Fifth Ave. Madison Square で、 1900~1924年の間、宝石類、真珠、金銀製品、時計類などを扱っていた、当時の輸入業 兼 製造業者です。(Tiffanyのようなものですが、現在は存在しません。下記の当時のショップのサイトご参照ください)daytoninmanhattan.blogspot.com/2013/06/the-theodore-b-starr-bldg-extension-no.htmlムーブメントはいわゆるウルフティースの歯車が使われた超高級なもので、製造は 1870年代のVeuve C. Vacheronと思われます。ムーブメントにはVeuve C. Vacheronの刻印はなく、THEODORE B. STARR のショップネームのみですが、この時代にはPatekやVacheronがTiffanyやCartierにムーブメントだけを供給し、ムーブメントにそれらのショップネームだけが刻印されていることが良くあります。<Veuve C. Vacheronについて>Vacheron の創業は1755年ということになっていますが、VacheronConstantin という社名は1819年からです。しかし、その長い歴史の中で、1870~1877年は大変興味深い期間で、その名前を数回変えたようです。1854年にFrancois Constantinが亡くなり、1863年にJaques Barthelemy Vacheronが亡くなります。もちろん彼らの遺族が会社を引き継いだのですが、その間、Vacheron の遺族やConstantinの遺族が入り乱れて経営トップに立ったため、社名も数回変わったようです。その中の一つがVeuve C. Vacheronというわけです。(下記はこの時計と同じムーブメントを使っているVeuve C. Vacheronのサイトです)https://search.yahoo.co.jp/image/search?rkf=2&ei=UTF-8&gdr=1&p=veuve+c+vacheronほかにも、Veuve C. Vacheronで検索すると、いろいろ出てきます。Vacheronの歴史はこちらを参照くださいhttps://www.europeanwatch.com/history/vacheron/写真のようにムーブメントにTHEODORE B. STARR NEW_YORK の刻印があります。サイドプッシュ(ダボ押し)のムーブです。(このタイプの時計は1900~1920年頃に製造されていたようです)ケースは直径32.5mm、厚み12.0mm、ラグ幅13.8mm(参考までに、現在付いているベルト幅は12.5mmです)、ラグ端からラグ端の長さは44.0mmで小ぶりな腕時計です。当時の紳士用と思われます。オール18K ゴールドケースと思われますが、どこにも刻印はありません。(当時はいちいち刻印を打たないこともあったようです。)ケースに目立つような大きな傷はありません。職人魂の溢れるような、非常に手の込んだ高精度なケースでほれぼれします。軽くピチッと緩みなく閉まります。写真ではそのあたりがわかっていただけないのが残念です。(質問欄からご請求くだされば他の写真を送らせていただきます)ダイアルはポーセリン(ほうろう仕上げ)です。 クラックはありません。針もゴールド針で、おそらく18Kです。令和2年10月21日にOH済です。時間はとても正確で現在のところ机上では24時間で15秒程度の誤差です。(ただし、ご使用条件でも違ってきますのでその点はご了承ください)1枚目の裏蓋内側に5318、 2枚目裏蓋外側に Theodore B. Starr NEW_YORK 2枚目内側に5318 の刻印がそれぞれあります。ベルトはカーキ色の布製のものがついています。なお、ご質問のある方はご入札前にお願いいたします。また、出品の度に自然光で撮影するようにしていますが、モニターによっても微妙に色調が違う場合がありますので、その点ご了承下さい。また、超美品ですがアンティークですので、新品のようなコンディションを期待なさる方、あまりに神経質な方はご入札なさらないで下さい。基本的にノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札手数料、消費税はいただいておりません。私は単なる一時計マニアで40年近くにわたり収集に心血を注いできましたが、ここにきて思うところあり、少し手放そうと考えています。メンテナンスもそれなりにやってきた自負はあります。お気に入りのものがございましたらよろしくお願いいたします。