海外でも評価の高いSAITO(サイトウ)のグロッケン(グロッケンシュピール)です。SAITOでも古い時代のグロッケンで「Saito MADE IN JAPAN」と入っているメーカーロゴなど、レトロなデザインが素敵です。「SAITO」は1947年創業の斉藤楽器製作所が作る鍵盤打楽器専門ブランドで、日本国内で一貫して製作を行なっています。そのクオリティは世界で認められていて、著名演奏家、オーケストラ、音楽大学、吹奏楽団などで広く使われています。この楽器は型番表記などのない時代のものですが、現在の「SG-80」というモデルの前身モデルにあたるようです。「SG-80」は現在、定価 99000円で販売されています。音域はグロッケンでは標準的な2オクターブ半、32鍵で、F57(実音のファ)~C88(実音のド)です。音板寸法は幅25mm、厚さ5mmで、美しいクロームメッキ仕上げが施されています。ケースのおおよそのサイズは、幅60cm、奥行き39cm、厚み68mmで、楽器の重量はケース込みで約 3.3kgです。ケースの上蓋は取り外しができて、演奏時は上蓋を外した状態でケースの下半分を共鳴箱にして響かせる作りになっています。グロッケンでは標準的な仕様です。持ちやすいハンドル(持ち手)が付いているので、気軽に持ち運びできます。音色は透明感のある粒立ちの良いもので、サウンドの軽やかさでは大きめのグロッケンを凌駕しているほどです。マレットの使い分けによっても幅広い音色が得られて、例えばおもちゃの鉄琴やトイピアノ(Toy Piano)のような音色を出すこともできます。全体に良い状態を保っています。あまり使用された形跡のない楽器で、鍵盤下の細長いグレーのフェルトも良い状態です。ケース外側の角などに少しキズが見受けられますが、さほど気にならない程度のものです。ホコリや汚れなどは取り除いて、綺麗で清潔な状態にしてあります。吹奏楽団や学校、パーカッションアンサンブルで使ったり、良い音がするのでちょっと高級なこどものおもちゃとして使ってもらったりすると情操教育的にも優れていると思います。厳重に梱包の上、ヤフネコ!宅急便(120サイズ。ヤマト運輸の配送)で、日本全国送料無料でお届けします。